さて前回の続きです。デリヘルの経営者は苦労します…
医師の診断では、なんと! 背中の何番目かの骨が折れていたのだそうです!
新宿のデリヘルなら。
男の力とは言え、デリヘルで強く抱きしめられたぐらいで骨折ですか…これは彼女の不摂生というか、カルシウムが不足しているのではないのかとも思いましたが、しかしそこはぐっとこらえて、精一杯彼女をフォローしてみました。
しかし彼女は怒り心頭です。とにかく、そのお客から慰謝料および医療費を取らないことには、収まりがつかないようです。
こちらとしても、大事な女の子のことですから、できるだけのことはしてあげたいと思います。しかし実際問題、お客を捕まえ、慰謝料と医療費をせしめるのはなかなかに骨が折れます(うまいこと言った!)
これにはちょっとしたノウハウがあるのです。まあ、一言で言えばおとり作戦なんですが、客に「本日は、なんと3000円引きでデリヘルをご利用できますよ!」と連絡します。そして、ホテルにチェックインしたところを私と、屈強な従業員とで取り押さえ、デリヘル嬢への所業を問いただすのです。
警察に相談すればいいじゃないかって? それはできないんです。デリヘルだけじゃなく、イメクラやホテヘルやマンヘルなど、業界全体的に警察とはかかわりを避けます。警察に言ったら親バレする確率が高いですからね。なにかと後ろめたい稼業なのですよ。